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ぶどうとワイン [文化]

 9月4~5日山梨行。

甲府のワイン製造元。製造工程見学と「生ワイン」一本と試飲つきで1,550円でした。試飲は500円で飲み放題。車を運転しているのでと、「5000円の赤ワイン」をグラス一杯分、持ち帰り家で飲みました。とっても、おいしいかった~。下の写真は甲州ブドウで白ワイン用です。というより、甲州ワインは多くが白ワインのようです。

IMG_1538 改1.jpg

山梨といえばブドウと武田信玄。でも、身延山久遠寺にお参りしました。奥の院は標高1153m、目の前に富士山、その裏側には目の前が薬師三山、かなたに中岳。足元には「マムシが出ます」の表示もあり、涼しさを感じます。

日蓮さんが9年間修行され、病気治療の途上、池上で亡くなりました。享年61歳。お墓は久遠寺にあります。日蓮宗独特の祭壇が印象的です。本堂の天井には加山又造による竜の絵が描かれています。本堂の地下にある宝物館には徳川家康が久遠寺にあてた直筆の礼状が見られます。

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福島原発事故は文明の問題か Un accident de civilisation [文化]

 マスコミは騒ぎすぎなのか。福島原発第一事故を冷静にみるようになってきた。ある意味、常識で本当のことが分かってきたのだ。何よりも、放射能を直接あびた死者の数は、現在まで、ゼロだ。また、経済的損害は、地震と津波に比較すれば、極めて限られたものだ。労働力という観点から見れば、原子力エネルギーよりも他のエネルギー資源のほうがよほど危険ということだ。(11日Idee, Le Monde)

 石炭の場合、地下構内における爆発性ガスで数千人の炭鉱夫がなくなっている。露天掘りは景観を破壊し、農民から土地を収用することなど、また、気候変動にも悪影響を与える。しかし、問題が、日本での原発災害だけなのだが、「石炭をやめる」との声を聞くのは稀だ。

 こうした割り切り方もあるが、原発事故でもたらされた現実を客観てきに視るということが語られてはいない。福島原発事故は、先進国における産業事故というだけではなく、文明の事故でもあるからだ。

 19世紀末以降、西欧は、とりわけ科学技術文明を自任し、経済発展の主要原動力としての科学技術の革新によって、発展を世界に提案し説得してきた。西欧は、人類の進歩は、政治、社会、モラルなど他のあらゆる問題以上に科学技術の進歩と同一視してきた。ただし、幹細胞、人工授精など人間に関わる実験は例外だが。

 科学技術を優先することは、自然を支配することと宇宙を制御することであるとの暗黙の考えにある。こうした考え方は、科学技術エリートと社会との間の暗黙の了解に基づいている。要するに、われわれの宇宙の見方であり、望ましい未来への展望でもあるのだ。福島原発事故に関するマスコミ報道に見られる原子力問題が占める位置は、客観的なデータに基づいていないし、こうした暗黙の了解に反しているのだ。

 というのは、西欧の考えるところは、少数ながらもここ数年、台頭してきた科学技術嫌いの人々というのは、科学技術上の発明は手におえなくなるのではないかと心配し、こうした暗黙の了解が果たされなくなっているとの危惧にとらわれているというのだ。

 実際、科学技術に対する拒否は、特に、その技術が目に見えず、本来的にユビキタスというリスクを有しており、発明者の手を離れて、普通の人の手には負えなくなるのではないか、ということにあるようだ。近年の科学技術は、遺伝子工学やナノテクノロジーに関わるものである。遺伝子組み換えは、生命体に用いられる。それで、自然界で抑止不能な方法で拡散し、食物連鎖に導入されてしまうと、その毒性が見分けられなくなるのではないかと心配している。さらに、組み換え生命体に対する個人のコントロールが利かなくなり、それが、特許によって、大産業グループの所有物になることも心配する。

 では、福島原発事故はどうかといえば、こうした恐れ全ての具現化だ。事故はだれも認識できなかっただけではなく、科学技術エリートのコントロールもできなかったのだ。科学技術がもたらした驚愕するような光景は、微粒子であり、かつ抑制不能な毒性を持つ、さらに目に見えない放射線の放出が、北部日本を大気と海流に任せたまま、広範囲にばら撒くものであった。その開発者の意図を凌駕した科学技術は、直接見ることさえも遮るのだ。信じられないことだが、原子力エネルギーの管理者は原子炉で、今発生していることが分からないのだ。近づくことは命を落とすことだからだ。

 福島原発の複数の原子炉圧力容器の炉心は、部分的に溶融し、いわば自立的な生命を持っているかのようだ。アイソトープの崩壊という核反応は、高エネルギーをもつ制御できないマグマとなり、2000℃以上の温度を数ヶ月間保ち、その間は外部の関与はほとんどできないのだ。フランス原子力庁(CEA)委員の一人は、福島原発の圧力容器を「奪回」することが必要だと述べた。「塹壕戦」ということだ。すなわち、われわれは、開発者との武装戦争状態に入ったのだ。ヘリコプターが沸騰する原子炉に海水を散水した絶望的なTV映像は、これだけでもこの戦いにおける人間の狼狽振りを示すのに十分だった。

 福島原発では、宇宙を支配し自然をコントロールして燃焼させるというのが約束事だった。爆発性のガス、サイクロン、地震、通常の産業事故は、不測の事態の切っ掛けとなりうるのだ。福島における災害は、原子力分野でもっとも先進的な国において、科学技術が自らを支配するために開発者と無条件に同盟を結び従属することを止めた。そして、敵対者となり、追放されるはずの領土を侵略しているのだ。こうした考え方は、科学技術の直線的な進歩という人間の進歩に関する西欧の考え方だが、福島原発のカタストロフィーによって、再考を促しているのだ。

 (デカルトとスピノザの相克があっても、それは、西欧のコトです。でも、科学技術が日本に導入されると、和魂洋才。原発事故を人災だ想定外だとせず、エンジニアリングの正当性を検証すべきです。) 

 

 

 

 

 

 

 


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福島原発事故放射能の水道水汚染、東京は信頼できる Je ne cede pas a la panique [文化]

 ルモンドの東京在住の読者の声(24日LeMonde).

 ー 「ものごとがまじめにされていると思う。」とolivierはいう。

 最初自分もパニックったよ。息をするだけでも、コートの襟から入ってくる水の2,3滴でも汚染されてしまうなんて考えたこともなかったから。でも、慣れた。ものごとがまじめにされていると思う。だから、忘れたなんてことがあればまずいことになる。それで、日本人を信じて、まじめにやっている。中途半端にやるなんてことはない。

 - 「自分は水道の水を飲んでる。」とJulienはいう。

 水道の水に放射性ヨウ素が入っているということだけど、東京の水の含有量が上がったのは3月23日水曜日で、1リットル当たり210ベクレルだった。日本政府が発表した制限含有率は、大人は1リットル当たり300ベクレルだ。正確に言えば、IAEAが定めて制限量は、1リットル当たり3,000ベクレルということだ。うそじゃない、3,000だ。(ユーラトム基準は1リットル当たり500ベクレルだ。)日本の基準は、国際基準よりも非常に厳格ということだ。フランスのいくつかの地域では引き上げたのは興味深いし、驚きだ。

 だから、自分は水道水を今後も飲むし、ミネラルウォーターなんか使わずに、お米やパスタをゆでるし、シャワーも浴びるし、一番敏感なところでも大胆に放射線を当てるウォッシュレット(日本流トワレット)さえも使う。

 食べ物が汚染されているのは、北の地方のいくつかの地域産のほうれん草、牛乳などだが、その生産地は、包装紙にきちんと記載されているので見分けるのは可能で、簡単だ。

 結局、東京で放射能に対して私がとる衛生面での唯一の方法は、情報源をきちんと選別することで、それらを比較してパニックにならないことだ。これは、精神面での健全性を保つことでもあります。状況が悪くなったら、日本政府や自分が参考にしている独立サイトの忠告に従うつもりだ。私がイデオロギー的に偏向しているんじゃないかと言われるかもしれないが、自分の立場は反原子力であり、次第に強まっている。

 - 「日常生活では、東京の水は飲めない」とYannはいう。

 自分が土曜日から行った最初の対策は、ヨーロッパの新聞を読まないことでした。これは、何らの手がかりもないのにぎょっとするようなタイトルがつけられていたからです。1週間前のことですが、マスコミは、通常値を最大25%上回るる放射線量を記事にしました。この上昇は、バナナ8本を食べることと同じ量であり、病院の放射線量よりも低いのは明らかでした。

 イタリアの専門家は、東京の空気を調査し、ローマの空気にはもっと大量の放射能があると述べたのです。水道の水は、実のところ、日常生活では飲めたもんじゃない、紅茶にだってだめです。

 ー 「なんでも東京では正常です。」とDiegoはいう。

 東京は、電力と街に外国人が極端にいなくなったことを別にすれば、なんでも正常です。人々は何ら特別な防護策をしないで外出し、通常通りに働いていて、レストランもバーも満員です。今、東京で汚染のリスクは何もありません。空気中の放射能濃度はとても低く、放射線量で言えば、最高時でも東京・パリ間を10時間飛行するのと同じです。汚染食料は、マーケットから取り除かれていて、念のために、ミネラルウォーターを飲んでいますが、大人には水の汚染度は問題ないままです。問題は東北地方であって、東京ではありません。

 - 「福島産ホウレンソウ」(Christian)

 地域別に毎日、放射能濃度を高くする発表でわれわれはやっと当局に信頼をもちました。福島の状況は常に危機的ですが、このところのデータによれば、東京の空気中の放射能レベルは、健康への危険はないことを示しています。

 だから、特別用心をしないで、たとえば雨のときにかさもコートも着ないで外出します。食べ物については、新聞報道から汚染食品のリストを手に入れています。今日は、ブロッコリと牛乳を買いました。産地がどこかは知りませんが、私は、福島原発周辺から来る汚染食品を原則禁止している当局や流通業者を信頼しています。お店の棚にあるものは、健全であるとの原則に私は基づいています。これは、レストランでも同じことです。

 水道水に代えて、ミネラルウォーターを消費しています。しかし、歯磨きをし、シャワーを浴びることには特に注意はありません。だから、ある種の強迫観念がありますが、これは信頼です。実態は、菅直人首相による落ち着いてほしいとの呼びかけが功を奏したようです。最後に、今のクライシスは、これまであったような健康上の危機、鳥インフルエンザ、口蹄疫、米汚染と同じです。政府当局は、今や、経験をつんできており、次第に透明性が出てきています。フランス人も一般的姿勢に影響されています。多くの日本人が考えるように、最悪の事態が去ることを祈っております。

 (フランス人個人の考え深さ、自分の考えで行動する生活態度、寛容さそしてユーモアに感動します。

 ただ、IAEAの基準値は3,000ベクレルというのは、IAEA安全ガイドGSG-2によれば、運用上の介入レベルであり、原子力危機という緊急時の初期段階における既定の国際的ガイダンス・レベルであって、その土地に居住する通常の人の値ではないようです(WHOホームページ、ブログなどから)。

 


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仏紙、福島原発に隠れて見えない日本人の奮闘を礼賛 Les Japonais, peuple-providence [文化]

 科学技術、組織、経済で優れた日本にとっても3月11日の災害は驚天動地だった。強度の地震と津波に対する原発の安全対策の責任は問われないだろうが、罰は受けねばならない。慎重さの不足、利潤追求から、原発会社は、住民には甘受できない危険を与えたのだ。(21日LeMonde)

 検証が必要だ。それは、日本は、こうした災害に備えていなかったこと。備えることは出来たのではないかということだ。ただし、責任の追及の前に、緊急事態に対応しなければならない。透明性のない国が取る措置とは対照的に、日本政府は情報を定期的に流し、リスクを分散させなかった。

 日本政府は、欧米諸国のメディア対策のセンスがなかったので、必然的に非効率である。うまくやればいいと考えたのだろうが、同様の状況に陥った場合に、どこの政府だって、国民がパニックにならないようにするだろう。

 新聞、TV、ブログに掲載された数千件の情報は、現地から数千キロ離れたところで作られたものだ。獰猛な津波がどんなものかは、この情報の氾濫の中では、普通の人にはそのひどさを理解できないだろう。

 このカタストロフィーに、外国は、放射能リスクだけに関心をもち、日本が戦後最大の人的危機に直面していることを忘れている。70万人以上が直接の被災者であり、避難所や自宅にとどまる人たちには、飲料水、食料、電気、医薬品がないのだ。

 日本政府は、手一杯のようだ。他方、日本国民は、国家に全て依存出来るといったような幻想を抱いてはいない。全てを期待できる全能の福祉国家の国民のようには生きていないのだ。

 現地の被災者は、全国から来たボランティア、医師、看護婦とともに組織化された。この連帯感は被災地の例であり、かつ賞賛すべきものだ。加えて、この組織は、悪夢を依然として背負っている人が作っているものであり、組織は、今まで与えられてきた豊かさが、耐えられない苦しい経験全体を拭い去れないその現地にあるのだ。

 「放射能の雲」が、一つ一つの戦いという逆境の中で、人々の努力、忍耐、犠牲的精神、尊厳を隠すものとなっている。日本には、一斉に取り掛かるマンパワー機関はない。しかし、多数のマスメディアには載らず、それぞれの方法で動員される多数の小さな組織が出来ていて、それらは、彼らの熱意をあらわすというのでもない。

 明日の日本は今日の日本ではないだろう。世界が、この国に今起きたことを理解したいのならば、日本について持っていた全ての見方を捨て去ってみることだ。

 (世界が日本人の(東北人の)人格に感動している。この記事もそのひとつのようですが、政府にとっては、強烈な批判記事です。

 国難に対処するのは政府なのに、なんら政府の措置は、ほめられず、むしろ、国民の行動を賞賛し、慰めている。こうした外国(フランス)の見方を喜ぶべきか、悲しむべきか悩みます。

 日本は政府がなくても国民が自ら動かしている国なんでしょうか。)

 


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日蓮聖人の誕生寺Tanjoji Temple of Nichiren in Kamogawa [文化]

 南房総は東京より少し暖かいのかと思ったら、そうでもなかった。2月なので菜の花は咲いていたけれど、道の駅の店員の話では、雪の降った日もあるとか。山の中の道路標識には「凍結注意」があちこちに張られていたので、気温も下がるようだ。

 ローズマリー公園・シェークスピア・カントリー・パークと称する小さなテーマパークが千倉にある。ローズマリーが大きく育ち、パンジーが植えられた幾何学的設計の公園がきれい。IMG_0904 v2.jpgでも、なんで千倉とシェークスピアが関係するのかの説明がないので千倉に存在する理由は分かりません。

 

 

 

  

 鴨川は、シーワールドに代表される明るい海沿いの町(どこも海沿いだけれど)。勝浦に向かうはずれの「鯛の浦」に面する港の近くに日蓮聖人がお生まれになった誕生寺がある。IMG_0926 v2.jpg建治二年(1276)日蓮の弟子日家上人の建立だそうだ。その後、2度の地震で陥没、倒壊し、当時の建造物としては二王門が残る。日蓮宗大本山。2体の不動明王の安置された二王門から祖師堂を望む。

 

 

 

  

 千光山清澄寺は、宝亀二年(771)に不思議法師の開基、その後慈覚大師の建立による天台宗の大寺であった。日蓮は貞応元年(1222)に鴨川に生まれ、1233年にこの清澄寺に入門。IMG_0938 v2.jpg

天台宗のホームページに、平安時代から鎌倉時代にかけて、比叡山で栄西、法然、親鸞らとともに日蓮など、その後の宗派の開祖が学問と修行をしたと書かれている。 

                                                   清澄寺は、江戸時代には徳川家康の恩賞を得て、仲恩坊頼勢法印が真言宗として再興、さらに、大正時代の廃仏毀釈と台風で衰微、日蓮宗に転宗の機運が高まり、昭和24年に日蓮宗大本山清澄寺となった。

 二王門の2体の不動明王が朱色に塗られているのが印象的です。悪魔を追い払う役割の憤怒の表情を一層深めているかのようです。

  日本宗教史上、日蓮宗の強さを感じた南房総の2日間でした。


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房総の春と大仏Great Image of Buddha facing Tokyo Bay [文化]

 春のうららかな陽気が感じられる房総半島に東京湾フェリーを利用して出かけました。ウィークデーでしたが、熟年者を中心に多くの旅行者に出会いました。それと、房総半島の海沿いの町には、お年寄りの多いのにも驚きました。

 房総半島といえば、日蓮さんのお生まれになった地です。フェリーを降りて、金谷ターミナルで早速、虚無僧に出会ったのには驚きました。同時に、信仰心の厚いところなのかなとも感じました。

 鋸山の乾坤山日本寺は、東海千五百羅漢のある、かつては弘法大師などが修行したという古道場だそうです。31mの露座の大仏様がおすわりになってます。ちなみに、奈良東大寺の大仏は18.18m、鎌倉高徳院の大仏は13.35mです。

 鋸山の山頂には、100mそっくり削りとられた頂が聳え立っていて、その断崖からは、東京湾を見下ろせるます。目の先は、空とはるか下の林と広大な海が広がっている光景を見下ろす場所にあるので、手すりがあっても足がすくみます。

IMG_0746 v2.jpg 大仏の原型は天明年建立、昭和40年に復元されたそうです。日本寺は、神亀元年(724)に聖武天皇の詔勅と光明皇后の令旨によって、行基の開山、はじめは法相宗、次いで、天台、真言宗を経て、家光時代に曹洞宗となり、現在に至るとか。昭和14年の失火で国宝などを消失、現在は再建途上です。

 

 

日本寺の百尺観音も一見の価値ありです。昭和41年に完成。戦没者供養、東京湾航海、航空、陸上交通犠牲者を供養するようです。IMG_0775 v2.jpg

 

 

 

 

 

 富浦には「崖の観音」があります。東北地方には、崖の上にある有名なお寺のあることを知ってましたが、不明にも房総半島にあることを知りませんでした。このお寺は、宝亀2年、慈覚大師が開山された天台宗だったそうです。興味深いことに、大正時代の廃仏毀釈と台風の被害から復興するために日蓮宗に改宗し、現在は、日蓮宗清澄寺大本山となっているそうです。日蓮上人が修行に入られた「清澄寺」が鴨川の山中にあるのですが、同じ名前でした。IMG_0868 v2.jpg

 

 

 

 

 

 続く


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日産ルノーに対する産業スパイRenault est le but d'espionnage internationale [文化]

 イブリンヌ県にあるルノーGuyancourtテクノセンターの3人の幹部は、実は産業スパイだった。8日のネットニュースはPatrick Pelata社長の記者会見(ルモンド)。

 「事件を知ったのはいつか?」:2010年8月末の倫理審査で発覚した。その後、4ヶ月間の内部調査で、外国の利益のために情報、予算、技術、戦略情報を得ようとする組織があるとの結論に達した。センターの中枢ポストについている3名の幹部が関わっていた。が、今開示するつもりはない。ルノーは本件について発表する立場にない。(ルノーは政府資本が入っているので、政府の調査待ちということか。)

 「すでに長期間の調査をしているが、戦略的に重要な情報の漏洩は?」:約200件の特許、あるいは特許申請前の先端的な重要技術、戦略は漏れてはいない。これらは、電極化学、バッテリー・アーキテクチャー、さまざまなエレメントのアセンブリー、チャージャー・モーターだ。次世代型バッテリーはCEA(Commissaria a l'energie atomique)との共同開発だが、今回の問題には含まれてはいない。

 漏洩したと思われる技術は、ルノー車のアーキテクチャー、(電気自動車)計画の予算額及び経済モデルのようだ。損害は少ないというのではないが、技術漏洩ほどではない。

 「情報を得たのは誰か?」:プロの仕業だ。ルノーは、国際的に組織された秘密ルートの犠牲者だ。

(日産リーフの情報が、日本から漏れたら、日仏関係に波及する。その他の技術情報、軍事情報管理にも注意が肝要ですね。)

 

 

 

 


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アメリカ大学院の学位授与式Commencement Ceremony of PhD & MS, USA [文化]

 アメリカの大学院学位授与式を12月の中旬に初めて見た。

 午後7時の式の開始前には、夕暮れのなか、独特のガウンと帽子をつけた博士、修士候補者が式場の体育館に続々と向かう。

 工学系では、全米トップファイブの大学にあたるとUS News & World Reportの評価。その大学の卒業生は学士、修士、博士合わせて2千人。この日は、修士と博士に対して、学長が祝辞のあと、大学院を代表してある教授が各人に学位記を壇上で手渡し、学長も各自と握手をし、さらに他の教授が「たすき」を肩にかけてあげて、抱擁して健闘したことをたたえるというものだった。

  体育館で虚構される式の次第は、午後7時に学長を先頭に教授が従い、その後から博士、修士の順に入場で始まる。OB、来賓などのゲストの祝辞などすべての予定が終了したのは2時間後の午後9時だった。来賓には元国連大使、マーチン・ルーサー・キング牧師のスタッフのアンドリュー・ヤングが登場した。「君たちは間違いを犯すかもしれない。しかし、この将来に直面し、将来をデザインするのは君たちだ。」と励ます力強いスピーチが印象的だった。アトランタ・オリンピックは、同氏が市長時代に日本でのIOC総会で誘致が決定したそうだ。

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 式場は、バスケットボールが行われる巨大な観客席を持つ体育館で、満席とは行かないが、多くの父兄、家族、同僚学生が集まっていた。そして、それぞれにお目当てというか、息子、娘、お父さん、先輩が入場すると、それぞれに拍手と歓声が投げられていた。それは結構騒がしいが、ほほえましくもあった。

 父兄などにとってのクライマックスは、息子、娘の名前が呼ばれて、壇上に登ったときだ。観客席から奇声による「声援」があがり、観客席は大騒ぎとなる。お母さんが、キャーキャー言いながら、最前列に行ってたぶんうまくは取れないだろうコンパクトデジカメで撮りまくっていた。

 うれしさの表現の仕方は、学生の苦労に比例するのだろうか。

 式が終わると、会場の外の暗いロビーのあちこちで記念撮影があった。修士は黒い地味なガウン、博士は黄色地に黒字の3本線が袖についていてとても派手。新米博士は、とてもうれしそうにガウンと帽子をつけて得意げに歩き回っていた。ちなみに、ガウンはレンタル料300ドルで帽子は各自が購入する決まりだそうだ。

 アメリカにおける「卒業式」がこんなに騒がしく行われるとは驚きだった。日本なら、厳粛かつ学長、教授に対する答辞などが厳かな雰囲気で行われることとは正反対だったのが、印象的だった。


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米上院も政党対立で機能不全?Dodd decries hyper-partisanship in Senate [文化]

 今季限りで退任を表明した議員歴30年のベテラン上院議員のChristopher J. Dodd銀行委員会委員長が、退任記念演説を上院で行った。(日本国会ではない習慣では?)

 その中で同氏は、上院は腐った、行過ぎた政党偏重主義であると批判したと報じられた。

 同氏は、アメリカの政治システムは完全に機能不全という。議会は党派を超えて仕事をしてこそ効果的だとの考えだ。

 非常に極端な政党化によって、議会の討論、投票は双方の分捕り合戦になっていて、名誉ある撤退を困難にし、犠牲なくして妥協は成立しなくなっているという。

 また、アメリカ国民は「政治屋」を信用しておらず、このことで上院議員がお互いを信用しなくなっているという。結局、政治家の信用が失墜し、政策立案過程から取り残されることになっているというのだ。

 ドッド議員は、今日のアメリカ政治を熱情と孤塁を守るだけであり、言行や妥協が報われることはないという。

 新人候補は、その当選の暁には、どうすれば一人で物事をかき回すことができるか、ということしか考えていない。一人では何も出来ないのにだ。

 (目立ちたがり屋が多いのがアメリカ議会なのだろうか。日本は、スキャンダルで目立つ人はいるけれど。)


中国で李白の歴史争いWhere is the hometown of Li bei [文化]

 中国で李白の生誕地をめぐり、2市が争っているという。原因は、国内での観光収入争いという。米紙と仏紙が11月13日付けで報じた。

 争っているのは四川省江油市(Jiangyou)と湖北省安陸市(Anlu)だそうだ。江油市では、長年、自分のところが李白の生誕地と信じていたのに、安陸市が突如として生誕地の名乗りを上げたと主張している。

 こうした動きは、李白にとどまらず、その他の有象無象の歴史上の人物をめぐっても争われているという。江油市は安陸市を裁判に訴えると述べているだけではなく、脅迫行為もあるという。たまりかねた中国中央は、こうした争いをしてはならないとのお触れをだしたとか。

 こうした争いの背景は、2010年の観光収入が外国観光客が落とす430億ドルに対して、中国国内の需要だけで1,720億ドルに上ることがある。それで、観光収入を当てにして観光資源について、各地がいい加減な主張をする(stretch the truth)のだそうだ。

 世論は、安陸市に味方しない。李白は確かに10年間安陸市にいたとのことではるのだが。基本的には農業依存の中規模都市の安陸市政府は、80年から90年代を通じて国有企業に依存したものの、成果を出せなかった。そこで、李白に注目し、観光資源としたのだった。

 安陸には、いまや「世界一」の高さを誇る李白像、高級リゾートホテル、さらには、ディズニー型のテーマパーク計画もあるそうだ。その背景は、中央の地方に対するGDP貢献の方針があるという。

 本家江油市のほうは、四川大地震の復旧が優先してきたものの、ここに来て、李白に関連するテーマパーク、李白記念館の修復を急いでいる。江油市は、何よりも「生誕地」という言葉の使用を重要視している。

 北京師範大学のKang Zhen教授は、江油市と安陸市はそれぞれ李白の同等の役割を果たしたと述べている。若い時代は江油市で、結婚後は安陸市で1100の詩を書いたという。

(日本でも竜馬が立ち寄ったところにいろいろな記念碑が出来るように、中国でも同様なことがあるのですな。でも、史実を独り占めしようとする意欲はなかなかすごい。

中国で観光資源が開発されて、さらに、日中関係から中国中央が外国旅行、特に日本旅行を規制すると、中国人は、中国国内旅行をするだろうから、銀座のデパート、秋葉原、箱根、富士山の観光収入が減少するのは目に見えている。

 むしろ、日本は、日本にあって中国にはなくなった宗教・文化を売りにしたり、いっそのこと、李白の文学的価値を中国人に教えるくらいの積極さを売りにすべきだろう。びっくりするけれど、ある本によると、諸葛孔明、三国志を日本のビデオゲームで初めて知った中国人がいるようだから。)

  

 

 

 


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